起 土鈴
    

土人形とは異なるのが、起で作られるものとして知られているのが美江寺観音の祭礼「美江寺祭り」の際に境内の露店で売られる土鈴であります。
 ここで売られる宝珠鈴や釜鈴などは養蚕農家にとって害となるねずみ除けに効果があるとされていたようです。中島家がこの土鈴を作り始めたのは2代目佐兵衛の時からといわれています。

美江寺祭り

別名 「蚕祭り」・「けんか祭り」ともいわれます。岐阜市美江寺観音の祭礼で、もとは旧正月の晦日に行われていましたが、現在は3月1日に行われます。五穀の豊饒と養蚕を祈念する祭りで、かつて美濃・尾張を中心とした多数の養蚕農家からの参詣がありました。
 祭りは柄杓を持った猩々をかたどった人形を山車の上にのせ、その柄杓の底の穴のあき具合でその年の豊凶を占ったようです。
 もっとも盛りあがるのは午後4時頃に山車の上から放り投げられる柄杓の奪い合いで、この柄杓を手にすると幸運が訪れるといわれることから起きるもみ合いが「けんか祭り」の由来のようです。

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     十二支を入れた三種の鈴
    上から宝珠鈴、福槌鈴、絵馬鈴